本日の訓練は保護者の皆様にも参加していただき、引渡し訓練を行いました。
保護者と保育園が安全に園児の引き渡しができるよう、一人ひとりを確実に引き渡していく、年に一度のとても大切な訓練です。
”大きな災害時のお迎え方法・安全にお子様を保護者の下にお返しする”という事を目的に行っています。
今回の想定は震度6弱の地震発生・給食室から火災が発生するという設定でした。
お昼寝明け、まだ少しぼんやりしている時間でした。
「地震です」の掛け声で訓練開始。
先生たちは子どもたちを部屋の中央に集め、防災頭巾を被せて必死に守ります。
その間にも、子どもの安全を第一に避難経路の確保・バギーの移動を行います。
ここが職員のチームワークの見せどころでもあります。
毎月避難訓練・消火訓練を行っているので、声を掛け合いながら迅速に行動することができ、子どもたちも泣くことなく、落ち着いて避難することができました。
日々の訓練の積み重ねが、いざという時の結果に繋がりますね。
園内に残ることが難しいと判断された場合は、大きな避難場所へ移動し保護者の方のお迎えを待つ事になります。
大地震が起きた時、職場からどのように子どもを迎えに来るのか。
またいつもお迎えに来ている人が来れない時にはどうするのかなど、ご家庭で再度確認をしていただく機会になればと思います。
とても実践的な訓練をすることができ、改めて訓練の大切さと日頃からの災害への意識を強く持つことの重要性を感じました。
どのような状況においても、子どもたち全員が安全に避難できるよう、日ごろから気を付けていきたいと思います。
保護者の皆様、お忙しい中引渡し訓練にご協力いただきありがとうございました。
迅速なお迎えの対応に感謝致します。